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最新の新商品紹介、カスタムオーダー品の紹介をしています。

革製品

～Rodeo Driveのこだわり～

当ショップで扱うORIGINATION、VATOSの商品は全て手作業により制作しています。 革の裁断から縫い穴あけ、手縫い、コバ磨き、仕上げまでの一連の作業を手間を惜しまず丁寧に行ない形にしています。

その為に1日に出来上がる個数が限られてしまいます。
そしてなによりのこだわりは、兄弟二人でレザーアイテムを作成していますが、どんなに忙しくてもお互いのブランドのアイテムには手を貸しません。
それはそれぞれの個性を尊重し自分から出てきたモノ（デザイン・アイデア）は自らの手で“カタチ”にと強く思っているからです。

その為、ご注文を頂いてから納品までのお時間を少々いただきますが、出来上がりを待つ時間もハンドメイド品の醍醐味と思い楽しんでくだされば幸いです。 我が兄弟のアイテムは感情、感性を剥き出している分、量産品には無い　同じものでも表情が一点一点違うハンドメイドならではの温もりを感じていただけると思います。
尚、ご購入頂いたアイテムは金具の修理からステッチ直し等、基本無料で対応致します。 無料修理で対応しかねるケースもございますのでお気軽にお問い合わせください。

～Rodeo Driveで使用する革について～

Rodeo Driveの商品は、一般的にヌメ革、サドルレザーと呼ばれる天然皮革のフルベジタブルタンニンレザーの染色や塗装を一切行なわずに素仕上げされた革をメインに使用しています。

ヌメ革・サドルレザーとは食物から抽出した天然タンニンを使用している古くから行われている制作方法でなめされた革です。
比較的固くコシとハリがあり、油分を吸収しやすく伸びたら元に戻らないという特徴があり、また革特有の経年変化(エイジング)で使えば使うほど茶色になりどんどんアジを出し濃いアメ色に変色していきます。
それと同時に手から出る脂や革自体に染み込んでいる油分で独特のツヤが増していきますので育ててる感がハンパないです。

※サドルレザーとは馬具製造用の革で、タンニンなめしで仕上げられた牛革（ヌメ革）にオイルとロウを加えた革の事を言います。

上記の革に注文後、カスタムオーダーに合せて手作業で染色し色革に加工して製品にしています。

手染めにこだわる理由は同じ色でもその時その革その部位でしか出だせないオンリーワンの色を作り上げています。

染色し色付け加工した革も経年変化で色が深くなり経年変化する様はなんともいえない独特の味わいが楽しめます。

注）染色している商品の場合、色留処理を行なっておりますが、使い始め頃は衣服などに色移りする可能性がございますが革が落ち着いてくると次第に収まりますので使い込むことによって馴染ませてください。

ワンオフモノ（一点もの）には、イタリア産のアリゾナやディアスキン（鹿革）という革を作品の特徴、作風に合わせて使用したりしています。
アリゾナは、イタリア中部に位置するトスカーナ地方で伝統的な製法で作られたハンドメイドレザーです。
特に厳選された牛の肩（ショルダー）部分のみを用い、天然植物タンニンでなめし、タンブル（シボ出し）加工しています。
そして　職人の手によって１枚１枚丁寧に染められたイタリアを代表する最高級レザーです。
天然皮革特有の自然なシボとイタリアならではの色の深み、そして使い込んでいくと味が出てくる経年変化をぜひ楽しんでみてください。

場合によっては当店職人がナチュラル（生成り）の物をオーダーの色に染色しています。
ディアスキン（鹿革）は、革のカシミアと呼ばれるしなやかで強靱でありながら非常に軽くてソフト、通気性があってもっちりとした触感でさわり心地が良いです。
とにかく丈夫で耐久性に優れており、あらゆる天然素材の中でも最も優れた強度、軽量感、通気性があります。

ネイティブ・インディアンと日本人が古くから愛用している革という事実がこの革の良さを物語っていますので間違いありません。インディアン嘘つかない!!

その他にも作品の持つ雰囲気にあった革を多数使用しています。

場合によっては、ヌメ革等にウォッシュ＆揉み加工などの特殊な加工を施して使用しています。

金具も使用目的によっては真鍮の棒を切って曲げて自作しています。

革の魅力＆アイテム使用前に得するプチ情報

革の魅力ってなんだろう？って考えた時、それは使い込むことによって”アジ”がでることだと当店では思っています。
格好よく言うとエイジング！！（経年変化）
当ショップでのいい”アジ”とは、革の色（状態）が経年変化しつつ、使い手の癖や行動に合わせてやれていく事と捕らえています。
革はこの”アジ”が出てくれるので使うほどに愛着が湧いていき、醍醐味にもなり生活の中での良きパートナーになっていきます。
”アジ”をうまく育てる為にある程度のメンテナンスは重要ですが、最高の”アジ”のあるレザーに育てる最大の秘訣は多少の事は気にせず日常でガンガン使う事。
使い込むほどに柔らかく馴染み、色合いは深くなり艶やかな表情になってくれます。
使用時に付いてしまった傷も大事な思い出の一部になり、また自分だけの育ち方の証明でもあります。
愛された上での汚れ、傷こそが格好いいんだと思います。
人それぞれ違った形の革へのアプローチから生まれる個性が、革製品の一番の魅力だと思います。

なるべく傷を付けずに大事に育てたい場合の得するプチ情報ですが、ヌメ革、サドルレザーは、天然皮革素材で表面は繊細で小さなキズや汚れが付きやすい特徴があります。また、変色もしやすく太陽光に当たっただけで色に深みが出ます。
そこをうまく利用して購入後、使用前に日当たりのよい窓際で日差しにあててみましょう。
あらかじめ使用前に日焼けさせる事により、傷跡が目立たなくなるのとその後の傷や汚れが付きにくくなるというメリットがあります。
直射日光でも問題ありませんが、車の中など極度な温度上昇が予想される場所は避けてください。
過度な日光浴は革の表面を乾燥させる場合があるのでほのかに色が変わる程度で十分です。
日光浴後はオイルを入れてやることも忘れずにしましょう。
是非、お試しあれ!!